現場の声

タイル再現に壁面いっぱいのデーター

開発部長室の壁面です。
IMG_0771a1.jpg
特注品・補修用タイルは、お客様のOKを頂くまで1個の色に対して数種類のテストパターンを作ります。
タイルの色は、わずかな質量の原料の添加の差ですので、微量変えて作ったパターンは貴重なデーターです。
このような関連タイルはたとえ出荷に至らないピースも、開発室の壁に全部貼り、一目でわかるインデックスとして、今後に素早くお応えできるデーターにしています。
1年で部屋の全ての壁面がいっぱいになってしまい、毎年貼り替えます。
弊社は今年、『タイルバックアップ100年宣言!』をお客様にアピールしています。
100年先も耐久性ある新製品、100年間安心して暮らせる補修用タイルなど、必要なタイルを必要なだけ、バックアップすることを宣言するものです。
日本の建築は作っては壊しで、20年~30年の耐久年数と思われていますが、本来、タイルは100年以上もつ、耐久性のある建材です。
住む人が、建物の景観をかえることなく、100年でも安心して暮らせるように、どんな古いタイルにも、他社のタイルにも合わせた補修用タイルを生産し、いつまでもバックアップすること。
新製品においても耐久性の優れた製品を作ること。
これによって、お客様の思い出や愛着を大切にするとともに、地球環境への負担も軽減する「人に、地球にやさしい製品でありたい」と願っています。
壁面は、お客様の希望の色や面状のタイルを、「確実に、早く」生産するための工夫です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です